2024.09.05 17:51 更新
2024.09.05 配信
ソニー株式会社(本社:東京都港区)は2024年9月5日、ライブ制作、品質管理や映像評価向けの17型4K液晶マスターモニター「BVM-HX1710」「BVM-HX1710N」を発表した。いずれも2025年夏発売予定で、市場想定売価は税抜2,500,000円前後と税抜3,000,000円前後。
最新の二層液晶パネルと独自制御技術「TRIMASTER HX」を採用し、高い画質性能や深い黒と正確な色再現を継承しながら最高3,000cd/㎡の高輝度表示に対応。また高速な動画応答や、広色域表示により、カメラ調整、ライティング、VEオペレーション、カラーグレーディング、VFX・CG 制作などの映像制作用途や、企業や大学の研究・開発用途で活用できる。
さらに「BVM-HX1710N」は放送業界で採用が進むSMPTE ST 2110規格のIP信号をサポートし、ライブ制作の効率化を可能にするオンプレミス/クラウド・ライブプロダクション「Networked Live」との連携に対応する。
主なスペックは表示エリアが366.3×206.1mm、フレームレートが96/100/120Hz、視野角は上下左右各89°、有効画素数99.99%、パネルドライバーはRGB 10bit。なおオランダ・アムステルダムで9月13日(金)~16日(月)まで開催される国際放送機器展「IBC 2024」では「BVM-HX1710N」の試作機が展示される予定。
文: 編集部 池西 樹
ソニー株式会社: https://www.sony.jp/