M/B標準のILMを取り外しての換装。ただし保証リスクアリ

株式会社サイズ(本社：千葉県松戸市)は2024年9月25日、Arctic(本部：スイス)ブランドのサイドフロー型CPUクーラー「Freezer 36 Black」(型番：ACFRE00123A)について、国内市場での新規取り扱い開始を発表した。発売日は10月11日で、市場想定売価は税込4,680円。

冷却ファンにFluid Dynamic Bearing採用の「P12 PWM PST」をデュアルで搭載する高冷却志向の空冷クーラー。対応CPUはIntel LGA1851/1700、AMD Socket AM4/AM5。

アルミニウム製放熱フィンは0.4mm厚の59枚構成。ここにφ6mmヒートパイプ4本が貫通し、ヒートシンク全体に熱を拡散させている。なお受熱ベース部のヒートパイプはダイレクトタッチ式とし、受熱性能を向上させる狙いがある。

なおLGA1700への固定はマザーボード標準のILMを外し、付属の「CPU Contact Frame」を装着。冷却性能を最大限に発揮させようという考えだが「LGA1700コンタクトフレームの使用にてソケットカバーを分解すると、マザーボードの保証が受けられない」旨の注意書きがパッケージラベルに記載されている。

冷却ファンは200〜1,800rpm、騒音値0.35sone、風量56.3CFM、静圧2.2mmH2O。外形寸法は幅126mm、奥行き104mm、高さ159mm、重量890g。製品保証は2年間で、製品にはグリス「MX-6」(0.8g)が付属する。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
Arctic： https://www.arctic.de/
株式会社サイズ： https://www.scythe.co.jp/