「マイクロレンズアレイ」技術により輝度は30％向上

LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社（本社：東京都中央区）は2024年9月25日、有機ELを採用した31.5型4Kゲーミングディスプレイ「32GS95UV-B」（ブラック）と「32GS95UV-W」（ホワイト）を発表した。いずれも価格はオープンプライス（市場想定売価税込230,000円前後）で、2024年10月下旬より発売が開始される。

「マイクロレンズアレイ」技術を採用し、従来から輝度が30％向上。さらに有機ELパネルならではの引き締まった黒色表現や、0.03msの高速応答を実現している。またRPGやMMOに最適な4K/240Hzと、FPSやスポーツゲームなどに最適なフルHD/480Hzを切り替えて使用できるDual Modeに対応する。

その他、遅延を最小限に抑えるDASモードや、ティアリング・スタッタリングを抑えるディスプレイ同期技術AMD FreeSync Premium Pro/NVIDIA G-Sync Compatible、暗いシーンの視認性を改善するブラックスタビライザー、ゲーム中のフレームレートを表示するFPSカウンターなどの機能を搭載する。

主なスペックは輝度最高1,300cd/㎡、コントラスト比1,500,000:1、表示色約10.7億色、色域はDCI-P3 98.5％、視野角は水平/垂直178°で、ハイダイナミックレンジはDisplayHDR True Black 400認証を取得。インターフェイスはHDMI×2、DisplayPort×1、USBアップストリーム×1、USBダウンストリーム×2、オーディオジャック×1。

スピーカー出力は7W×2、スタンドは-5～15°チルト、-30～30°スイベル、90°ピボット、110mm高さ調整に対応。VESAマウントは100×100mm、外形寸法は幅714mm、奥行き250mm、高さ511～621mm、重量9.8kg。

34WR55QK-B

またアスペクト21:9のUWQHD（3,440×1,440ドット）解像度に対応する34型湾曲ディスプレイ「34WR55QK-B」も同時リリース。液晶パネルは曲率1800RのVA方式で、ハイダイナミックレンジはHDR 10に対応する。

主なスペックは輝度300cd/㎡、コントラスト比3,000:1、表示色約1,677万色、色域はｓRGB 99％、リフレッシュレート100Hz、応答速度5ms、視野角は水平/垂直178°。インターフェイスはHDMI×2、DisplayPort×1、USB Type-C×1、USBダウンストリーム×2、オーディオジャック×1。

スタンドは-5～20°チルト、110mm高さ調整に対応。VESAマウントは100×100mm、外形寸法は幅809mm、奥行き260mm、高さ458～568mm、重量6.9kg。

文： 編集部 池西 樹
LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社： https://www.lg.com/jp/