2024.10.02 15:27 更新
2024.10.02 配信
ソニー株式会社(本社:東京都港区)は2024年10月2日、耳をふさがない開放構造の完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds Open」など計3モデルを発表した。
「LinkBuds Open」は、振動板の中心部を開放したリング型ドライバーユニットを搭載し、耳をふさがずに使える、ながら聴きに最適な完全ワイヤレスイヤホン。また圧迫感のない装着感と小型・軽量設計により、長時間装着しても疲れにくいのも特徴だ。
ドライバーは新設計の11mm高磁力ネオジウムマグネットで、「統合プロセッサーV2」を組み合わせることで従来モデルより中低音域の音圧が向上。さらに圧縮音源を原音に近い広がりのある音で再現するDSEEや、自動的に再生音量を調整するアダプティブボリュームコントロール機能を搭載する。
通信方式はBluetooth 5.3、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP、TMAP、CSIP、MCP、VCP、CCP、コーデックはSBC、AAC、LC3、伝送帯域は20Hz~20,000Hz。連続再生時間は最大8時間、連続通話時間は最大4.5時間、連続待受時間最大13時間。カラーはブラックとホワイトの2色、重量は約5.1g×2。
「LinkBuds Fit」は、空気を含む柔らかいフックを備えたフィッティングサポーターにより、耳への圧力を低減しながら安定した装着できる密閉型の完全ワイヤレスイヤホン。音楽を聞きながら周囲の音も聞こえる「外音取り込みモード」と「高性能ノイズキャンセリング」を搭載し、用途に合わせてモードを簡単に切り替えて使用できる。
ドライバーはフラッグシップ完全ワイヤレスヘッドホン「WF-1000XM5」と同じ「ダイナミックドライバーX」で、豊かに響く低音域から伸びのある高音域まで広帯域の再生が可能。またBluetoothの最大約3倍の情報量を伝送できるLDACコーデックや、AIを活用した高音質技術DSEE Extremeに対応する。
通信方式はBluetooth 5.3、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP、TMAP、CSIP、MCP、VCP、CCP、コーデックはSBC、AAC、LDAC、LC3、伝送帯域は20Hz~20,000Hz。連続再生時間は最大8時間(NCオフ)/最大5.5時間(NCオン)、連続通話時間は最大4時間、連続待受時間最大14時間(NCオフ)/最大6.5時間(NCオン)。カラーはブラック、ホワイト、グリーン、パープル(Olivia Rodrigoコラボモデル)の4色、重量は約4.9g×2。
「LinkBuds Speaker」は、高さ約110mmのコンパクトなワイヤレスポータブルスピーカー。本体にはトゥイーター、パッシブラジエーターに加えて、振動板の面積を効率よく拡大させたソニー独自の「X-Balanced Speaker Unit」を採用したウーファーを搭載し、豊かな低域とクリアなボーカルの再生を可能にしている。
またソニーのワイヤレススピーカー史上最高クラスの通話品質を備えたハンズフリー通話機能や、反響音を消すことでハウリングを防ぐエコーキャンセリング機能、2台の機器の同時接続および機器間のシームレスな切り替えが可能なマルチポイント接続に対応する。
通信方式はBluetooth 5.2、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP、SPP、コーデックはSBC、AAC、伝送帯域は20Hz~20,000Hz。バッテリ駆動時間は約25時間。カラーはブラック、ホワイトの2色、外形寸法は幅84mm、奥行き90mm、高さ110mm、重量は約5209g。
文: 編集部 池西 樹
ソニー株式会社: https://www.sony.jp/