2024.10.08 10:58 更新
2024.10.07 配信
Qualcomm Incorporated(本社:アメリカ)は2024年10月7日(現地時間)、エッジAIとWi-Fi 7を統合した商用プラットフォーム「Networking Pro A7 Elite」を発表した。
ネットワークに接続したデバイスに生成AI処理機能を提供する、世界初となる集中型生成AI機能の商用プラットフォーム。最大40TOPSのNPUが統合されたAIコプロセッサを搭載するほか、最大33GbpsのWi-Fi 7を組み合わせる。
“ブロードバンドからアンテナまで”を1つのプラットフォームに統合する試みで、Wi-Fiルーターやメッシュシステム、ブロードバンドゲートウェイ、アクセスポイントといったネットワーク製品への組み込みを想定。ネットワークに接続したデバイスはネットワーク内でAI機能を活用してデータを処理できる。
新しい「Networking Pro A7 Elite」については、CiscoやNokia、Netgear、T-Mobileなどの通信テクノロジー大手の支持を獲得し、サンプル出荷が進行中。また、10月8日からパリで行われるイベント「Network X」にて展示が行われる予定だ。
文: 編集部 絵踏 一
Qualcomm Incorporated: https://www.qualcomm.com/