4画面の同時出力に対応

Micro-Star Int’l Co.,Ltd.（MSI/本社：台湾）は2024年10月8日（現地時間）、Raptor Lake-Pを搭載する3.5インチSBC「MS-CF17」を発表した。

CPUは動作温度0～60℃のEmbeddedモデルがCore i7-1365UE/i5-1345UE/i5-1335UE/i3-1315UE/U300E、-40～70℃のIndustrialモデルがCore i7-1365URE/i5-1345URE/i3-1315UREで、いずれも専用ヒートシンクによるファンレス動作に対応する。

またネットワークはIntelチップによる2.5ギガビットLAN×4を搭載。さらにHDMI×4とeDP/LVDS×1のディスプレイ出力を備え、4画面の同時出力に対応。産業オートメション機器やエッジコンピュータ、デジタルサイネージ、車載コンピューティング、乗客情報システムなど幅広い用途で活用できる。

主なスペックはメモリスロットがDDR5-5200 SO-DIMM×1（最大32GB）、ストレージはM.2 2280×1（PCI Express 4.0×4）、SATA 3.0×1、拡張スロットはM.2 2242/3042×1、M.2 2230×1。

外形寸法は幅146mm、奥行き102mm、重量670g。対応OSはWindows 10 IoT Enterprise 2021 LTSC、Windows 11 IoT Enterprise、Linux。

文： 編集部 池西 樹
Micro-Star Int’l Co.,Ltd.： https://www.msi.com/