読込最高12,500MB/sの高速データ転送が可能

キオクシア株式会社（本社：東京都港区）は2024年10月16日、PCI Express 5.0(x4)接続に対応するデータセンター向けNVMe SSD「XD8」シリーズを発表。評価サンプルの出荷を開始した。

EDSFF E1.Sフォームファクタに対応する「XD7P」シリーズの後継モデルで、シーケンシャル読込は最高12,500MB/s、書込最高5,800MB/s、ランダム読込最高2,300,000IOPS、書込最高250,000IOPSの高速転送に対応。先代モデルに比べてシーケンシャル読込は73％、ランダム読込は48％パフォーマンスが向上している。

容量は1,920GB、3,840GB、7,680GBの3モデルで、厚さは15mmと9.5mmの2種類がラインナップ。NANDフラッシュはBICS FLASH TLCを採用し、パワーロスプロテクション（PLP）や、エンドツーエンドデータプロテクション機能を搭載する。

外形寸法は幅33.75±0.25mm、奥行き118.75±0.55mm、厚さは15±0.35mmまたは9.5±0.35mm。書込耐久性は1DWPD、MTTFは250万時間。

文： 編集部 池西 樹
キオクシア株式会社： https://www.kioxia.com/ja-jp/