クロックドライバの実装で高速・大容量化が可能

Micron Technology（本社：アメリカ アイダホ州）が展開するCrucialブランドは2024年10月16日、クロックドライバを搭載したデスクトップPC向けDDR5メモリ「CUDIMM」と、ノートPC向けDDR5メモリ「CSODIMM」を発表した。なお現時点で国内での発売時期や価格は未定。

CUDIMMやCSODIMMでは、メモリ基板上にクロックドライバを直接実装したことで、従来のDDR5メモリでは難しくなっていた高速・大容量化が可能。JEDEC規格に準拠したメモリソリューションでも最大6,400MT/sに達し、DDR4の2倍以上、クロックドライバ非搭載のDDR5よりも15％高速化されている。

今回発表されたのはデスクトップPC向け、ノートPC向けとも容量はモジュールあたり16GB、動作電圧は1.1V、メモリタイミングは52-52-52-103で、2枚1組のデュアルチャネルキットも用意されている。なお容量64GBの大容量モデルも2025年上半期中に製品化される予定だ。

文： 編集部 池西 樹
Micron Technology（Crucialブランド）： https://www.crucial.jp/