産業グレードの6,400MHzモデルも開発中

Team Group（本社：台湾）は2024年11月1日（現地時間）、CAMM2（Compression Attached Memory Module 2）規格に対応するDDR5メモリを発表。2025年第1四半期より発売を開始する。

CAMM2では、1枚のメモリモジュールでデュアルチャネルモードに対応するため、一般的なU-DIMM、SO-DIMM、R-DIMMに比べて消費電力やスペースを抑えることができる。また熱設計の最適化により冷却性能が向上している他、クロックドライバを統合しているため信号安定性も改善されているという。

今回発表された製品は「T-CREATE」シリーズに属する製品で、動作クロック7,200MHz、レイテンシCL34-42-42-84で動作し、将来的には8,000～9,000MHzまでクロックが引き上げられる予定だ。

また産業用制御機器や、エッジコンピュータ、AIアプリケーション向けに6,400MHzで動作する産業グレードのCAMM2メモリも開発中とのこと。

文： 編集部 池西 樹
Team Group： https://www.teamgroupinc.com/