2025年初頭より製品出荷開始

Solidigm（本社：アメリカ カリフォルニア州）は2024年11月11日（現地時間）、PCI Express 4.0(x4)接続に対応するデータセンタ向けNVMe SSD「D5-P5336」に122.88TBモデルを追加すると発表した。

「D5-P5336」は大容量データを扱う読込集中型ワークロード向けに開発された製品で、NANDフラッシュには3D QLC NANDフラッシュを採用。現在7.68TB、15.36TB、30.72TB、61.44TBの4モデルがラインナップしているが、新たに122.88TBの大容量モデルが追加されることになった。

122TBモデルでは、より多くのパーツを実装できるように高密度な折り畳み式プリント基板や、業界最小のNANDフラッシュパッケージ、ボールピッチの微細化により23×23mmから19x19mmへと小型化したコントローラ、タンタルコンデンサよりフットプリントの小さいアルミ電解コンデンサなどを採用することで、高密度化を実現している。

なおフォームファクタはU.2とE1.Lの2種類がラインナップし、製品の出荷は2025年初頭より開始される予定。また詳細なスペックについては現時点で明らかにされていない。

文： 編集部 池西 樹
Solidigm： https://www.solidigm.com/