Noctuaの人気ファン「NF-A12x25」とカスタム設計グリル搭載

Noctua（本社：オーストリア）とSeasonic（本社：台湾）は2024年11月25日、容量1,600Wのコラボレーション電源ユニット「PRIME TX-1600 Noctua Edition」を発表した。グローバル市場向けには即日販売が開始され、市場想定売価は499ユーロ/569ドル。

COMPUTEX TAIPEI 2024のブースレポートで一報をお届けした製品で、ATX 3.1/PCI Express 5.1規格に準拠する1,600W電源ユニット「PRIME TX-1600」をベースに冷却ファンをNoctuaの人気120mmファン「NF-A12x25」に交換。さらにファングリルも専用設計のカスタム品へと変更されている。

これにより、社内テストの結果によれば100％負荷時（周辺温度25℃まで）のノイズレベルは通常モデルの約34dBA→約24dBAへと10dBAも低減しているという。またセミファンレス機能も搭載しており、約50％（周辺温度25℃）までの負荷であればファンレス駆動に対応する。

電源効率は80PLUS TITANIUM認証とCybenetics ETA TITANIUM認証を、ノイズレベルはLambda A++認証wを取得。ケーブルは必要なもののみ接続するフルモジュラー仕様。コネクタはATX 20+4pin×1、CPU 4+4pin×3、PCI Express 6+2pin×6、SATA×16、SATA 3.3×2、4pinペリフェラル×3、12V-2×6×2を備える。

+12Vはシングルレーン設計で、出力は最大133.3A（1,600W）、保護回路は過電流保護（OCP）、過電圧保護（OVP）、低電圧保護（UVP）、過負荷保護（OPP）、ショート保護（SCP）、過熱保護（OTP）。外形寸法は幅150mm、奥行き210mm、高さ86mm、MTBFは100,000時間（25℃環境）、製品保証は12年間。

文： 編集部 池西 樹
Noctua： https://noctua.at/
Seasonic： https://seasonic.com/