2024.11.26 10:23 更新
2024.11.25 配信
Raspberry Pi Foundation(本社:イギリス)は2024年11月25日(現地時間)、小型開発基板の新製品「Raspberry Pi Pico 2 W」を発表した。市場想定売価は7ドルで、グローバル市場向けにはすでに販売が開始されている。
今年8月にリリースされた「Raspberry Pi Pico 2」のバリエーションモデルで、無線モジュール「CYW43439」を搭載。2.4GHz帯のIEEE 802.11n無線LANとBluetooth 5.2に対応する。
その他スペックには変更がなくマイクロコントローラは「RP2350」、SRAMは520KB、フラッシュメモリは4MBのQSPIで、インターフェイスは26pin GPIO、micro-B USB×1、デバッグピンを備える。
ペリフェラルは、UART×2、SPIコントローラ×2、I2Cコントローラ×2、PWMチャネル×16、USB 1.1コントローラ&PHY×1、PIOステートマシン×12。基板サイズは幅21mm、長さ51mm。なおRaspberry Pi Foundationでは「Pico 2」シリーズのさらなる展開を検討しており、2025年初頭には新たなアナウンスをする予定とのこと。
また株式会社スイッチサイエンスでは、工事設計認証の取得が完了次第「Raspberry Pi Pico 2 W」の発売を開始する。現時点入荷時期などは未定ながら、すでに製品ページが公開され、入荷通知の登録が開始されている。
文: 編集部 池西 樹
Raspberry Pi Foundation: http://www.raspberrypi.org/
株式会社スイッチサイエンス: https://www.switch-science.com/