重量50kgに迫る巨大オープンフレーム型ケース

In Win Development（本社：台湾）は2024年11月29日（現地時間）、大がかりな可動ギミックを備えたフルタワーPCケース「Infinite」（型番：IW-CS-INFINITE）の発売を開始した。価格は6,776ユーロ（日本円で約106万円前後）。

COMPUTEX TAIPEI 2024で展示されていた「Infinite」と、開発を担当したマイケル・ワン氏

コンセプトケースのようでいて、実際に販売もやってしまうIn Win名物「Signature」シリーズの第11世代モデル。初登場は約半年前のCOMPUTEX TAIPEI 2024で、その巨大さとギミックに注目が集まったことも記憶に新しい。

1m以上の長さをもつ6mm厚の頑丈な強化ガラスに複雑な曲げ加工を施し、カバーとして利用するオープンフレームスタイルのPCケース。ボタンを押すと稼働音とともにマザーボードトレイが展開するという、可動式のギミックが最大のトピックになっている。

冷却ファンはフロント120mm×3/リア120mm×1の最大3基、水冷ラジエーターはフロントに最大360mmサイズをマウント可能。ドライブベイは2.5インチベイ×2のみ、拡張スロットは8基を備える。

グラフィックスカードは全長370mm、CPUクーラーは全高180mm、電源ユニットは奥行き250mmまでサポート。フォームファクタは最大でE-ATX（305×330mm）に対応する。

外形寸法は幅404.51mm、奥行き990.41～1,019.07mm、高さ913.86mm、重量は約47kg。

文： 編集部 絵踏 一
In Win Development： https://www.in-win.com/