ネイティブ3DoFによる固定大画面表示に対応

日本Xreal株式会社（本社：東京都港区）は2024年12月11日、自社開発の空間コンピューティングチップを搭載したARグラス「XREAL One」の国内向け販売を発表した。本日より予約を受け付け、2025年1月中旬以降に出荷を開始する。市場想定売価は税込69,980円。

Xreal最新世代のメガネ型ARデバイス。前世代の「XREAL Air 2 Pro」や「XREAL Air２Ultra」が備える三段階の調光機能はそのままに、業界初の自社開発空間コンピューティングチップ「XREAL X1」を搭載。グラス単体でネイティブ3DoFを用いた固定大画面表示が可能になったほか、最低3msの低遅延を動作を実現している。

ディスプレイはバーチャル147～367型画面（4～10m距離）を表示できるソニー製0.68型OLEDマイクロディスプレイ（片目1,920×1,080）を搭載。最大輝度は600nit、リフレッシュレート最大120Hzに対応、従来から歪みを修正しつつ視野角も50°に拡大した。

また、ボーズと共同でチューニングを行ったことで、オーディオ品質がよりクリアで繊細、立体的な表現が可能になったという。遠距離のノイズ抑制やプライバシー保護に対応、没入感の高い音響効果とノイズリダクション機能を備える。

外形寸法は幅151.6mm、奥行き52～167.5mm、高さ51mm、重量82g（ノーズパッドなし）。

文： 編集部 絵踏 一
日本Xreal株式会社： https://www.xreal.com/jp/