MU-MIMOやビームフォーミング機能を搭載

エレコム株式会社（本社：大阪市中央区）は2025年1月14日、Wi-Fi 7に対応するUSB接続の無線LAN子機「WDC-BE28TU3-B」を発表した。市場想定売価は税込12,800円で、1月中旬より発売を開始する。

2024年12月10日付けプレスリリースにて予告されていた製品で、周波数帯域は2.4GHz（最大688Mbps）、5GHz（最大2,880Mbps）、6GHz（最大2,880Mbps）に対応。また複数のバンドを瞬時に切り替えて通信する「MLO」や、1つのデバイスに複数のリソースユニットを割り当てる「マルチリソースユニット」、電波干渉を抑える「プリアンブル パンクチャリング」などのWi-Fi 7の機能を使用できる。

さらに複数のデバイスで同時にデータを受信・処理する「MU-MIMO」や、ルーターから離れた場所でも集中した電波を受信できる「ビームフォーミング Z」機能も搭載する。

インターフェイスはUSB 3.0、セキュリティ機能はWPA3 Personal(AES)/WPA2 Personal(AES)/WPA Personal(TKIP)/WEP(64bit/128bit)、消費電力は最大4.5W。外形寸法は幅88mm、奥行き28mm、高さ14mm、重量約30g。対応OSはWindows 11(24H2以降)/10(22H2以降)。

文： 編集部 池西 樹
エレコム株式会社： https://www.elecom.co.jp/