搭載ファン違いにより3パターンをラインナップ

株式会社アスク(本社：東京都千代田区)は2025年1月17日、CORSAIR(本社：アメリカ カリフォルニア州)の新型ミドルタワーPCケース「FRAME 4000D」シリーズについて、国内市場での新規取り扱い開始を発表した。発売はいずれも1月24日(金)に設定されている。

1月8日付グローバルリリースで既報。シリーズラインナップは冷却ファン無しのベースモデル「FRAME 4000D」、フロントに3基の120mmファン「RS120」を備える「FRAME 4000D RS」、同じく3基のARGB 120mmファン「RS120 ARGB」を備える「FRAME 4000D RS ARGB」で、いずれもブラックとホワイトの2色から選択できる。

対応マザーボードはE-ATX(305x277mm)、ATX、MicroATX、Mini-ITXで、背面コネクタマザーボードが搭載可能。主素材はスチールで、左側面に強化ガラス、副素材にプラスチックが採用される。

本体は徹底したモジュラー構造を特徴とし、グローバルリリースではシームレスでコンポーネントの交換に対応する設計が謳われ、将来的にオプションパーツのラインナップも想定されている。公開されているプロモーションビデオには柔軟な交換シーンが映し出されているが、現時点詳細アナウンスは出ていない。

また「CORSAIR InfiniRail Fan Mounting System」もアピールポイント。搭載する冷却ファンの口径に合わせ、ネジ穴を備えたレールがスライドするといったギミックも目新しい。その他、お馴染みの3DYパターンによるフロントパネルの通気孔は、最大12%のエアフロー効率を向上。重量級グラフィックスカードを支える「GPU Anti-Sag Bracket」も付属する。

ドライブベイは3.5インチx2または2.5インチx4、冷却ファンおよびラジエーターは、フロント200/140mmx2または120mmx3(360/280mmサイズ)、トップ140mmx2または120mmx3(360/280mmサイズ)、側面140mmx2または120mmx3(360/280mmサイズ)、リア140/120mmx1(140/120mmサイズ)、電源カバー120mmx2。

外部アクセスポートはUSB 3.2 Gen 2 Type-Cx1、USB 3.2 Gen 1 Type-Ax2、ヘッドホン/マイクx1。各有効スペースはCPUクーラーが全高170mm、グラフィックスカードが長さ370mm、電源ユニットが奥行き180mm。外形寸法は幅239mm、奥行き490mm、高さ486mm、重量は7.8kg(付属ファン無し時)。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
CORSAIR： https://www.corsair.com/
株式会社アスク： https://www.ask-corp.jp/