2025.02.06 11:19 更新
2025.02.05 配信
Lian Li Industrial(本社:台湾)は2025年2月5日(現地時間)、YouTubeにて2月7日より公開される「LIAN LI 2025 DIGITAL EXPO」に登場する注目製品を発表した。PCケースからオールインワン型水冷ユニット、冷却ファン、電源ユニットなど最新のアップデートが公開される。
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「LANCOOL 217」は、COMPUTEX TAIPEI 2024にも持ち込まれていた木製フレームで縁取りしたミドルタワーPCケース。ツールレスで位置調整できるフロントのデュアル170mmファンをはじめ、5基のファンを標準搭載する。デュアルPSUマウントオプションによるケーブル管理の柔軟性も特徴。カラーはブラックとホワイトの2色をラインナップ、市場想定売価は119.99ドルとされる。
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「LANCOOL 207 Digital」は、昨年10月に発売された「LANCOOL 207」ベースのミドルタワーPCケースで、フロントボトムに6型サイズの液晶ディスプレイを搭載している。90°回転したフロントマウントの電源ユニット、4基の非RGBファンの標準装備などを特徴とする。市場想定売価は109.99ドルから。
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「LANCOOL 4」は、モジュラー設計により多彩な冷却オプションに対応したピラーレスデザインのミドルタワーPCケース。フロント・トップパネルはメッシュまたは強化ガラスに換装できる。また、調整可能なマザーボードトレイと可動式PSUチャンバーを備え、最大12基の冷却ファンをサポートする。
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「O11D MINI V2」は、省スペース設計のデュアルチャンバー型ピラーレスPCケース。「O11D MINI」から2リットル大型化し、背面コネクタ仕様を含むATXマザーボードをサポートする。また、オフセットブラケットを使用せずに最大60mm厚の360mmラジエーター水冷ユニットを搭載可能。ボトムには、グラフィックスカードの冷却を改善する傾斜付きのファンブラケットを備える。
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「RS」シリーズは、最適化されたモジュラーコネクタ配置を採用する電源ユニット。90°回転させた位置にモジュラーコネクタを備えるほか、24pinポートをメインポートと分離したサイド側に移動させ、それぞれのケーブルのアクセス性が改善した。容量は80PLUS GOLD認証を取得した850W/1000W/1200Wをラインナップする。
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「Universal Screen」は、解像度1,920×480ドット、リフレッシュレート60Hz、最大輝度500nitの8.8型液晶ディスプレイ。「L-Connect」ソフトウェアに対応し、アニメーションやシステム情報などを表示可能。ヒンジ付きのマウントブラケットが付属、金属面にマグネットで取り付けたり120mm/140mmファン位置に固定できる。
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「Hydroshift II LCD 360R」は、従来よりスリムなラジエーターを採用したことで、PCケースとの互換性を向上させた360mmサイズのオールインワン型水冷ユニット。ウォーターブロックのトップにはリフレッシュレート60Hz/最大輝度500nitの2.1型ディスプレイを搭載、有線接続でのソフトウェア制御、制限付きワイヤレス制御でカスタマイズできる。また、冷却ファンもワイヤレスARGB制御が可能なUNI FANを備える。
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「UNI FAN SL-INFINITY Wireless」は、再設計されたレシーバーを備えたワイヤレス制御対応の冷却ファン。PWM制御およびマザーボード連動のMB RPM SYNC modeから動作モードを選択できる。また、ライティングはインフィニティミラータイプのファンブレード、2箇所のエッジ部分の3ゾーンを個別にカスタマイズ可能。なお、レシーバーはファンのどちら側にも取り付け可能で、魅せ方の邪魔をしない。
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「Vertical GPU Bracket」は、ビジュアルやエアフロー要素などに基づき5パターンに調整可能なグラフィックスカード用の垂直マウントブラケット。標準の垂直配置のほか、クリアランス重視の低い位置、あるいはカードを魅せるために傾斜を付けるといった複数のレイアウトから選択できる。なお、製品にはPCI Express 5.0対応のライザーケーブルが含まれる。
文: 編集部 絵踏 一
Lian Li Industrial: https://lian-li.com/