最大99TOPSのAI処理性能を実現

ASUSTeK Computer Inc.（本社：台湾）は2025年2月12日、Intel Core Ultra 200Hを搭載する小型デスクトップPC「NUC 15 Pro」シリーズを発表した。

Core Ultra 200HはIntel AI Boostと呼ばれるNPUとXMXエンジンを搭載したIntel Arc Graphicsを内蔵し、最大99TOPSのAI処理性能を実現。さらにCPUコアは最大16コア（Pコア×6/Eコア×8/低消費電力Eコア×2）を備え、AIアプリケーションやクリエイティブアプリケーションを高速に処理できる。

「Tall」モデル

製品ラインナップは高さ54mmの「Tall」モデルと37mmの「Slim」モデルの2種類で、いずれもメモリはDDR5 SO-DIMM×2（最大96GB）、ストレージはM.2 2280×1、M.2 2242×1、ディスプレイ出力はHDMI 2.1×2、Thunderbolt 4×2を備え、最大4画面の同時出力に対応する。

「Slim」モデル

ネットワークはWi-Fi 7、Bluetooth 5.4、2.5ギガビットLAN×1、電源は120W/90WのACアダプタ駆動で、外形寸法は「Tall」モデルが幅117mm、奥行き112mm、高さ54mm、重量364.3g。「Slim」モデルが幅117mm、奥行き112mm、高さ37mm、重量357.4g。なおストレージやメモリが別売りのベアボーンキットも用意される。

文： 編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.： https://www.asus.com/