2025.03.12 11:03 更新
2025.03.11 配信
Western Digital Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2025年3月11日(現地時間)、エンタープライズ向けHDDを搭載した8ベイNAS「G-RAID SHUTTLE 8」の新モデルなど、大容量のストレージソリューションを発表した。いずれも4月5日より開催されるNAB Show 2025にて展示予定。
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G-RAID SHUTTLE 8 | G-RAID SHUTTLE 4 |
「G-RAID SHUTTLE 8」はホットスワップ可能な8ベイ構成のRAID対応NASで、新たに208TBモデル(26TB×8)が登場。RAID 0/1/5/6/10/50/60をサポートし、転送速度はRAID 5構成時に最大読込1,700MB/s、最大書込1,500MB/sとされる。また、最大5台のデバイスとのデイジーチェーン接続に対応している。
「G-RAID SHUTTLE 4」はホットスワップ可能な4ベイ構成のRAID対応NASで、新たに104TBモデル(26TB×4)が追加。RAID 5構成で出荷されるほか、RAID 0/1/10構築もサポートしている。また、最大5台のデバイスとのデイジーチェーン接続に対応している。
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G-RAID PROJECT 2 | G-DRIVE PROJECT |
「G-RAID PROJECT 2」は2台のHDDを搭載したRAID対応ケースで、新たに52TBモデル(26TB×2)がラインナップに加わった。高速なデータアクセスと安定した転送速度が特徴で、RAID 0構成で出荷される。接続インターフェイスはThunderbolt 3およびUSB Type-C(10Gbps)で、デイジーチェーンに対応している。
「G-DRIVE PROJECT」はHDD 1台を搭載可能なHDDケースで、新たに26TBモデルが追加。モジュラーSSDの「SanDisk PRO-BLADE SSD Mag」を搭載可能なスロットを備えている。なお、接続インターフェイスはThunderbolt 3およびUSB Type-C(10Gbps)。
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G-DRIVE | WD Red Pro |
「G-DRIVE」はフルアルミ製エンクロージャを採用するHDD 1台用ケースで、新たに26TBモデルが追加。接続インターフェイスはUSB Type-Cで、転送速度は最大読込260MB/s、最大書込270MB/sとされる。
NAS向けHDD「WD Red Pro」シリーズの26TBモデルもリリース。24時間365日稼働を想定した高耐久HDDで、RAID対応のマルチベイシステムにおける高負荷ワークロード向けに設計されている。最大で年550TBのワークロードに対応、MTBFは250万時間とされる。
文: 編集部 絵踏 一
Western Digital Corporation: https://www.westerndigital.com/