オフセットデザイン＆ダイレクトタッチ式のヒートシンク採用

株式会社アイネックス（本社：東京都西東京市）は2025年3月18日、120mmファンを搭載したPentaWaveブランドのサイドフロー型CPUクーラー「PC-Z05C-SRB」について、新規取り扱い開始を発表した。3月26日より出荷が開始される。

6mm径の銅製ヒートパイプを5本搭載するヒートシンクは、一般的なヒートパイプ4本搭載のヒートシンクと同等サイズのスリム設計。さらにフィンをベースから後方にオフセットさせ、メモリスロットへの干渉を防ぐデザインが採用されている。銅製ヒートパイプがCPUのヒートスプレッダと直接接するダイレクトタッチタイプのクーラーで、TDPはIntel CPUが235W、AMD CPUは200Wまで対応する。

冷却ファンは、冷却性と静音性を両立させた120mm径のMHDB (Hydro-Dynamic Bearing with Magnetic stabilization) ファンを搭載。振動音を低減させる防振パッドも備えている。ファンの主な仕様は、回転数600rpm±150～1,950rpm±10％、最大風量86.5CFM、最大静圧2.21mmH2O、最大騒音32.6dBAなど。

対応プラットフォームは、Intel LGA1851/1700/1200/115x（LGA1851はメーカー独自検証）、AMD Socket AM5/AM4。ファン接続用のコネクタはPWM 4pinで、追加ファン用のPWM 4pin(オス)コネクタも備える。

外形寸法は幅125mm、奥行き74mm、高さ157mm、重量690g。製品にはリテンションキットや熱伝導グリスのほか、デュアルファン用クリップが付属する。

文： 編集部 絵踏 一
株式会社アイネックス： https://www.ainex.jp/