2025.03.19 19:04 更新
2025.03.19 配信
SK hynix(本社:韓国)は2025年3月19日、世界初の「12層HBM4メモリ」のサンプル出荷開始を発表した。
AIサーバー向けに開発された製品で、2TB/sを超える帯域幅を実現。これは1秒間にフルHD映画(5GB想定)400本以上に相当するデータ量で、前世代のHBM3Eメモリに比べて60%以上高速化されているという。
またチップの反りを防ぎ、放熱性を向上させて製品の安定性を改善するSK hynix独自技術「Advanced MR-MUFプロセス」を採用することで、12層HBMI製品では最大となる36GBの大容量を可能にした。
なおSK hynixでは引き続き量産に向けての準備を進め、順調なら2025年下半期中には量産を開始する予定だ。
文: 編集部 池西 樹
SK hynix: https://news.skhynix.com/