2025.04.15 14:58 更新
2025.04.14 配信
NVIDIA Corporation(本社:アメリカ・カリフォルニア州)は2025年4月14日(現地時間)、アメリカにてAIスーパーコンピューターを生産する工場の設計、および建設を開始した。今後12~15ヶ月で本格的な量産体制が整う見込み。
スーパーコンピューターのAIチップにはBlacwellを採用し、アリゾナ州フェニックスにあるTSMCの工場ですでに生産が開始されている。さらに最先端の技術が必要になるパッケージング、およびテスト工程ではAmkorやSPILと提携する。
またテキサス州では100万平方フィート(約9.29ヘクタール)以上の製造スペースを確保し、ヒューストンではFoxconn、ダラスではWistonと提携し、AIスーパーコンピューターの組み立てを行う。
今回の提携を通じて、米国で最大5,000億ドル規模のAIインフラを生産する予定。これにより、今後数十年で数十万人の雇用を創出し、数兆ドル規模の経済効果が期待できるとされる。
文: 編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: https://www.nvidia.com/ja-jp/