|
|
フロント外観 |
リア外観 |
|
|
十分な容積が確保されたケース内部。電源ユニットはボトムレイアウトで、CoolerMasterではこれがほぼスタンダードとなっている。ちなみに勘違いされやすいが、電源ユニットは底面よりも上面に搭載した方が安定感は重量バランスは良くなる |
やや背面に回り込むと、リアファン上部に水冷ユニット搭載時に重宝するホース抜け穴が用意されている。日本のユーザーはまだまだ水冷システムの使用率は低いと思われるが、ヨーロッパ等のゲーマー達の多くはこぞって水冷システムを組もうとするそうだ。これぞ文化の違い |
|
|
拡張スロットは7本+縦レイアウトで1本の合計8本。なおこの縦1スロットは、後に登場するCoolerMasterのCPUクーラー「V8」に付属する拡張ブラケットタイプのファンコントローラーを装着する事ができる他、手頃な価格で入手可能な同タイプのファンコントローラーが搭載できて意外に重宝する |
購入前はなかなかお目にかかれない底面画像。常日頃思うのだが、メーカー製品情報でも底面画像を是非掲載してもらいたい。特にボトムエアフロー機構を備えたモデルでは、より解りやすく完成状態が想像できると思うのだが |
|
|
フロントI/Oは、Mic、Audioを挟むようにUSB2.0が2口、さらに最右部にeSATAを1口装備。トップには左からフロントファンLEDのON/OFFスイッチ、センターにPowerスイッチ、リセットスイッチの順。その手前にはパワーとアクセスの各LEDが配置されている |
正面右側のサイドパネル。リアにかけて斜めに膨らみを持たせており、ただのデザインかと思いきや、M/Bトレイ背面に回り込ませるケーブル類がこの空間を利用して収められるように工夫がなされている |
|
|
正面左側の窓付きサイドパネル。前述通り日本仕様は完全に塞がれた状態 |
左側サイドパネル裏面。右側サイドパネル同様“膨らみ”が設けられており、どちらかと言えばこれはシンメトリー要素が大きく、機能面で説明できるものは見当たらない |
|
|
組込後、サイドパネルの窓を覗くとこのように内部が視認できる。トップおよびリアファンは非LEDのためフロントRedLEDファンからの光がぼんやりと映り込むのみとなるが、好みによりドレスアップする事で違った楽しみ方が可能 |
5.25インチベイは、センターのボタンを押すことによるワンプッシュツールフリー仕様。装着感良好で確かに簡単ではあるが、どうもHDDシャドウベイに比べてロック機構のクオリティを考えると発展途上の感が拭えない。着脱使用頻度はHDDシャドウベイに比べ低いため、確かにこれでも良いのだが、もう少しスマートなプッシュ感が欲しいところ |
|
|
(画像左)HDDシャドウベイは横置きに5段が用意されている。樹脂製のフレキシブルなツールフリー仕様カートリッジは想像以上にホールド感が良好な上、ガイドに沿ってロックする事でなんの不安もなく確実な装着がワンタッチで行うことができる。個人的には限りなく満点に近く、使い勝手が非常に良い
(画像右)樹脂製カートリッジにHDDを装着するには、HDD側面ネジ穴にカートリッジ側に用意されたピンを差し込む事で完了する。いずれ2.5インチSSD/HDDもこのように装着できるようになれば、さらに好感度はUpするだろう。このように内部の機構に優れた点があると、たとえケースのデザイン等で好みとしてのマイナス箇所があったとしても、それらを打ち消してしまう程の喜びを感じてしまうもの。ただしその逆も言えるわけだが、、、 |
|
|
直径40mmのインシュレーターは底面に滑り止め素材を使用。肉厚という程ではないが、重量級のクーラーや、ドライブ等をフルに搭載しても十分に安定感を実感する事ができる。なお「HAF 932」に付属されていたキャスターは省略されている |
付属品。5.25インチ-3.5インチマウンタやスピーカー、組込用ネジセット、タイラップ等が同梱されている |
|
拡張スロット部からハードディスクマウント部までの距離は約360mm。今回搭載したGeForce GTX 260は267mm。突起部等を含めてもまだ約75mmの余裕がありマルチグラフィック構築にも十分対応する。ハードディスクを横搭載するアドバンテージはこういった箇所で発揮されている |