オーバークロックも可能な上位モデル「GA-Z77N-WIFI」もラインナップ

GIGABYTE 7シリーズのMini-ITXマザーボードにはIntel Z77 Expressを搭載した上位モデル「GA-Z77N-WIFI」も用意される。基本スペックは「GA-H77N-WIFI」と同等だが、チップセットの変更によりオーバークロック機能が実装されるため、ゲームPCや動画エンコードなど、よりパフォーマンスを重視するユーザーはこちらを選択するといいだろう。

Intel Z77 Expressを搭載した上位モデル「GA-Z77N-WIFI」。市場想定売価は税込13,000円前後 製品情報（CFD株式会社）/製品情報（GIGABYTE TECHNOLOGY）

製品名以外ほとんど同じ外観のパッケージ。購入の際には取り違いには注意しよう

低RDS(on) MOSFETやフェアライトチョークコイル採用により発熱を抑えた電源周り

スペックの確認ができたところで、次に画像で「GA-H77N-WIFI」を詳細にチェックしていこう。電源回路には、発熱の少ない低RDS(on) MOSFETやフェアライトチョークコイルを採用。小型ケースに搭載した場合でも、CPU周辺の発熱を気にすることなく運用できる。

Mini-ITXではひときわ大きく見えるCPUソケット。CPUクーラー搭載スペースまで含めると基板の約1/4を専有する

低RDS(on) MOSFET、フェライトチョーク、アルミ固体コンデンサで構成された電源周り。Mini-ITXマザーボードでありがちなTDP制限もなく、LGA1155プラットフォームであればすべてのCPUをサポートする

HIGH MOSFETは「K03B7-2F4」、LOW MOSFETは「K0393-2E3」をそれぞれ採用する	基板裏面にもLOW MOSFET「K0393-2E3」が5つ搭載されていた