エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.180
2012.10.13 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「GA-H77N-WiFi」ではGIGABYTE 7シリーズより採用された独自UEFI「3D BIOS」を搭載する。チップセットがIntel H77 Expressのため、オーバークロック設定の一部に制限はあるが、洗練されたGUIで各種設定を行う「3D」モードとBIOS並の詳細設定が可能な「Advance」モードの2種類のモードが用意されるなど基本機能に変わりはない。ちなみに上位モデル「GA-Z77N-WIFI」では、ハイエンドマザーと同等の高クロック設定も用意されている。なお各設定項目はUEFIのバージョンによって異なる可能性がある点には留意して欲しい。
GIGABYTE 7シリーズから採用される「3D BIOS」。GUIを多用した「3D」モードでも動作は軽快で直感的な操作が可能 |
「3D」モードのシステムチューニング画面。設定項目は上位モデルと同等だが、CPU倍率やメモリクロックに一部制限がある |
詳細設定が可能な「アドバンス」モード画面では、BIOSと同じようにキーボード操作も可能 |
CPUのオーバークロック設定では、CPU倍率37倍までメモリクロックは1600MHzまでに制限されていた。なおGPUコアは400MHz~1600MHz、BCLKは80MHz~150MHzまで幅広く選択できる |
上位モデル「GA-Z77N-WiFi」では、CPU倍率は63倍、メモリクロックは3200MHzの高クロック設定が用意される。またXMPにも対応し、オーバークロックメモリのパフォーマンスを最大限に発揮できる |
システム言語は「英語」「ドイツ語」「ロシア語」「日本語」「簡体中国語」「繁体中国語」の6言語をサポート |
コンパクトながらオンボードRAID機能を実装するため、ホームデータ保存用のファイルサーバーにするのも面白い |
「Intel Rapid Storage Technology」「Intel Rapid Start technology」などのSSDを使った高速技術もサポートされる |