エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.194
2012.12.04 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「M5 Pro」シリーズでは、もともとランダム読込最高94,000 IOPSという高いアクセス速度を実現していただけに、ファームウェアによるパフォーマンス調整が厳しいことは想像に難くない。特にPLEXTORブランドでは、安定性も重要なファクターとして位置づけているわけで、その作業はさらに難しくなるはずだ。
にも関わらず、今回の新ファームウェア「1.02」では、安定性やその他のパフォーマンスにまったく影響を与えず、「PX-256M5P」でランダム読込100,000 IOPSオーバーを達成。SATA3.0(6Gbps)では、最高クラスの性能を手に入れることに成功した。最近では後発製品が続々登場し、「M5 Pro」の牙城を崩しにかかっているが今回のファームウェアの性能を見る限りまだまだ健在。ハイエンドSSDの購入を考えているユーザーには、オススメの一品と言えるだろう。
ちなみに新ファームウェアは近日中にここからダウンロードできる予定なのでぜひアップデートしてみて欲しい。