エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.195
2012.12.07 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕 / 池西 樹
編集部に届けられた「G-Master Cutlass-ITX」ホワイトモデル |
ここからは編集部に届けられた「G-Master Cutlass-ITX」を使って、人気モデルの秘密に迫っていこう。通常ならば外観をじっくりなめ回したり、内部のチェックを行うところだが、趣向を変え、すべて後回し。というのも、実はこの評価機はスペックが現時点まったく分からない(分かるのはホワイトモデルという事だけ)。詳細なカスタマイズ項目が魅力のサイコムだけに、この小さな筐体にどんなパーツが詰め込まれているのだろうか。とにもかくにも起動させてみよう。
まずはおおよそのスペックを確認すべく、デバイスマネージャーを開いてみたい。ちなみに評価機にインストールされていたOSは、Windows 8 Proだった。小生、仕事柄ひと通りWindows 8 はいじってみたものの、本当にさわり程度。そこにWindows VistaからWindows 7 に移行したスムーズさはなく、さらに借り物という気遣いも手伝って、ややどぎまぎしながらのスタートとなった。
主要項目をチェックすると、CPUはIntel Corei 7-3770で、チップセットはIntel Z77 Express。ストレージはSAMSUNG SSD「840」シリーズ(250GB)とHGST「HDS721050CLA662」(500GB)。光学ドライブにはDVD±R 24倍速対応のLG「GH24NS90」だった |
「CPU-Z」(Ver.1.62.0.x64)も念のためチェック |
グラフィックは「GPU-Z」(Ver.0.6.6)で詳細を確認。Intel HD Graphics 4000の他、NVIDIA GeForce GTX 670 2GBが搭載されているようだ |
Windows 8エクスペリエンスインデックス。CPUにCore i7-3770、GPUにGeForce GTX 670を搭載しているだけあり、プロセッサ、メモリ、グラフィックス系とも8.0を超える高いスコア。また起動ドライブにSAMSUNG 840 250GBモデルを搭載していることもあり、プライマリハードディスクも非常に高速だ |
CrystalDiskMark 3.0.3でストレージのスコアも合わせて確認。左がシステム側SAMSUNG SSD「840」(250GB)、右がデータ側HGST「HDS721050CLA662」(500GB)の結果。スコアにも現れている通り、非常に軽快な動作が印象的だった |