エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.201
2012.12.30 更新
文:GDM編集部 池西 樹
2枚のマザーボードについて確認したところで、ここからは「GA-Z77X-UD4H」にスポットを当て、実動チェックを行なっていくことにしよう。これまでGIABYTE製マザーボードを使ったオーバークロック動作については複数回チェックしてきたが、今回はミドルレンジ向けだけに、ギリギリの設定ではなく常用可能なレベルのチューニングを探ることにした。なお検証に使用したPC構成は以下の通り。
常用設定のオーバークロックを狙うため、GIGABYTEのチューニングユーティリティ「EasyTune6」にあらかじめ登録されている、3つのプリセット設定を使用してオーバークロックを行うことにした。
Core i7-3770Kで用意されているプリセット設定は4.18GHz、4.43GHz、4.68GHzの3種類 |
定格状態でのCPU-Z 1.62の結果 | 4.18GHzのCPU-Z 1.62の結果。BCLK102MHz、倍率は41倍に設定されている |
4.43GHzのCPU-Z 1.62の結果。BCLK103MHz、倍率は43倍に設定されている | 4.68GHzのCPU-Z 1.62の結果。BCLK104MHz、倍率は44倍に設定されている |
今回の検証では3種類すべてのプリセットでOSの起動、CINEBENCH R11.5によるベンチマークテストともクリア。動作も安定しており、テスト中にエラーやフリーズで止まることもなかった。