エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.203
2013.01.23 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからはベンチマークテストを使い「M5M」シリーズのパフォーマンスを確認していくことにしよう。ちなみにSATA3.0(6Gbps)対応mSATA SSDの主な用途はノートPCやコンパクトPCの起動ドライブで、64GBでは容量的にやや不安が残る。そこで今回は128GBと256GBの2モデルに絞ってチェックを行うことにした。また検証にはmSATAスロットが必要なため、NUC規格のベアボーンキット「DC3217IYE」をチョイス。手のひらサイズのコンパクトサイズとCore i3-3217Uによるパワフルな性能により最近アキバでも注目のベアボーンキットだ。
テスト機には当初Ultrabookを予定していたが、よりエルミタらしくNUCベアボーンキット「DC3217IYE」を用意 |
底面カバーを開けて、SO-DIMMとmSATA SSDを取り付けるだけで組立は完了。自作に不慣れなユーザーでも10分もあれば問題なく作業できるはずだ |
mSATAスロットに差し込んだだけではSSDが浮いてしまうため、ネジで固定するのを忘れずに |
メモリはPC3-12800(DDR3-1600)対応CORSAIR「CMSO8GX3M2A1600C11」。「DC3217IYE」は1600MHz動作にも対応しているため、そのパフォーマンスを余すことなく発揮できる |
なおベンチマークソフトにはこれまで同様「AS SSD Benchmark 1.6.4237.30508」、「CrystalDiskMark 3.0.2c」、「HD Tune Pro 4.60」、「ATTO Disk Benchmark 2.47」の4種類を用意。テストはOS、ドライバ、ベンチマークソフトのみSSDにインストールし、余計な負荷がかからないようネットワークケーブルは外した状態で行なっている。テスト環境は以下の通り。