エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.210

ZALMANの威信をかけた試金石「MS800 Plus」検証

2013.02.22 更新

文：GDM編集部松枝清顕

「MS800 Plus」外観をチェックする

スペック表を確認したところで、編集部に届けられた「MS800 Plus」の外観からチェックしていこう。化粧箱に納められたボディを取り出すと、明らかに「Z9」シリーズよりも背が高く、大柄であることが分かる。また、トップパネルとボトム部の一部は光沢仕上げのプラスチック素材が使用されており、出荷時にはそれぞれ保護シートが貼り付けられていた。


オールブラック塗装が施された「MS800 Plus」。主素材はスチールで、一部プラスチックも使用されている。フロントパネルはオールメッシュ仕様で、左サイドパネル部アクリル窓モデルが「MS800 Plus」、窓なしモデルが「MS800」となる


トップパネルとボトム部の一部はプラスチック製。光沢仕様で出荷時には保護シートが貼り付けられている


光沢仕上げのフロントトップ。このスペースには電源スイッチ、リセットスイッチの他、右側にUSB3.0ポート×2、左側にUSB2.0×2、中央上にはスピーカーとマイクの各端子をレイアウト。中心部にある円型のボリュームスイッチは、ファンコントローラーだ。

ちなみにトップ部には充電中のスマートフォン等を置くことができるスペースを用意。USBフラッシュドライブ等の小物置きとしても活用できる


トップパネル後部は冷却ファン用の通気穴仕様。この中に、標準で1基の120mm口径ファンが内蔵されている



プラスチック製のトップパネルは、ピンにより着脱が可能。裏面を確認すると、スイッチやUSB3.0ポート等が集中するフロントトップ部の基板からたくさんのケーブルが伸びている事が分かる


リア部もブラック塗装済。電源ユニット開口部から、ボトムレイアウトであることが分かる。なおアクリル窓はフロントに向かって幅が狭くなる台形デザイン


トップ部に見えるが、実はボトム部。普段目にする事がない底面も光沢仕様だった。電源ユニット搭載スペースにあたる部分はトップパネル同様、通気穴が設けられている