エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.213
2013.02.28 更新
文:GDM編集部 池西 樹
それでは早速「GX60」のSSDを交換して、「M5M」シリーズでRAID 0ドライブを構築することにしよう。「GX60」では6本のネジを外して、プラスチックカバーを開けると各種コンポーネントにアクセスすることができる。
テスト機に搭載されていたSSDは、SanDiskのOEM向け「U100」シリーズ64GBモデル「SDSA5DK-064G」。SATA3.0(6Gbps)に対応し、シーケンシャル読込最高450MB/sec、書込220MB/sec |
mSATA SSDを取り外したところ。2.5インチベイに変換基板を搭載してmSATA SSDを2枚実装していることがわかる | 取り付けはmSATAスロットに挿入して2本のネジで固定するだけ。落ち着いて作業すれば特に問題ない |
レストア後、AMD RAIDXpertで確認したところ「PX-256M5M」は前半の128GB分しか使用されていないことがわかる |
「GX60」の内部構造を確認したところ、元々はmSATA×2の設計ではなく、2つある2.5インチベイの1つに変換基板を搭載していることが確認できた。この方法なら、他のノートPCでも比較的容易にmSATA×2化できることから、今後さらに対応機種は増えてくるだろう。なお「GX60」では、基本的にユーザーによるメモリやSSDの交換作業はサポートされておらず、実施した時点で保証対象外となってしまう。ストレージやメモリの変更も可能なBTO形式での販売も予定されているため、実際にSSD構成などを変更する場合は、そういったサービスを利用するといいだろう。