エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.216
2013.03.19 更新
文:GDM編集部 池西 樹
CPUソケットを挟み込むように左右4本、合計8本のメモリスロットを搭載。当然クアッドチャネルに対応し、最大128GBの大容量メモリを実装することができる。またメモリクロックは2,400MHzの高クロック動作がサポートされ、ミドルレンジのプラットフォームと比較するとメモリ周りはかなりリッチな構成だ。
DIMMスロットはコンシューマー向けでは最大の8DIMM構成。最上段のPCI-Express3.0(x16)に近接しているため、下側はラッチレス構造を採用する |
4枚のDIMMを同期させて高速アクセスを実現するクアッドチャネルに対応する | メモリスロットは上からDIMM1~DIMM4、DIMM8~DIMM5の並び。2枚で運用する場合はDIMM1/3、DIMM1/5、DIMM1/7、4枚で運用する場合はDIMM1/3/5/7を使用する |
「Click BIOS II」を確認するとメモリクロックは800MHz~2,400MHzの7段階が用意される |
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×2、PCI-Express3.0(x8)×1(x16形状)、PCI-Express2.0(x1)×3(内2本はx16形状)で、フルレーン2-Wayや、3-Wayマルチグラフィックスに対応する。
PCI-Express(x16形状)が5本並ぶ拡張スロット。そのうちグレーのスロットがCPU接続で、PCI-Express3.0に対応する |
マルチグラフィックスはNVIDIA SLI/AMD CrossFireXの両方に対応する |
SATAポートはIntel X79 Expressチップセットによる、SATA3.0(6Gbps)×2、SATA2.0(3Gbps)×4の計6ポート構成。いずれもグラフィックスカードとの干渉を防ぐためコネクタは横向きに設置されている。
チップセット機能により用意されたSATAポート。コネクタを色分けする代わりに、接続ポートを示すシールが貼り付けられていた |
メモリコントローラなどはすべてCPUに内蔵されるため、チップセットはIntel X79 Expressの1チップ構成 |
チップセットのヒートシンクは2本のネジで基板に固定。サイズは実測値で99×52mm(最長部) |