エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.229
2013.04.26 更新
文:GDM編集部 池西 樹
SATAポートは、チップセット内蔵のSATA3.0(6Gbps)×2、SATA2.0(3Gbps)×4に加えて、Asmedia「ASM1061」によるSATA3.0(6Gbps)×2が増設されている。またチップセットレベルで、RAID 0/1/5/10に対応するため、複数台のSSD/HDDを用意すればセキュアかつ高速なストレージ環境を構築できる。
スロットの大きさでSATA3.0(大)とSATA2.0(小)を区別できる。なお画像左側のSATA7/SATA8はAsmedia「ASM1061」で増設されている |
「Z77A-GD65 GAMING」は、ハイエンドらしくオーバークロック機能も充実している。基板上には「Easy Button」を始め、POST状態を確認できる「Debug LED Panel」、自動OC機能「OC Genie II Button」、テスタを使って各種電圧を確認できる「V-Checkポイント」等が搭載されている。
チップセットはIntel Z77 Expressの1チップ構成。電源周りと同じドラゴンをモチーフにしたブラックとレッドの大型ヒートシンクを搭載する。
チップセットにはドラゴンをモチーフにした大型のヒートシンクを搭載 |
マザーボードには2本のネジで固定され、チップセットをガードするスポンジとゴム足が用意されていた |
バックパネルインターフェイスはUSB3.0×2、USB2.0×4、ギガビットLAN×1、PS/2×1、オーディオ端子×6、S/PDIF×1、オーディオ用光端子×1と充実した構成。またPS/2とその下のUSBポートは、メッキ厚を従来より3倍厚くした「ゲーミング・デバイス・ポート」で、耐久性と応答性を向上させた。
「Z77A-GD65」を踏襲したバックパネル。D-Sub、DVI、HDMIの3系統のディスプレイ出力を備え、マザーボードのみでデュアルディスプレイを構築できる |