エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.235
2013.05.20 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
今年1月8日から開催された「2013 INTERNATIONAL CES」(2013年1月8日~11日/ネバダ州ラスベガス市)において披露された、In Win Development(本社:台湾)の新型PCケース「D-Frame」が間もなく編集部にやってくる。執筆時点で運送会社のステータスを見ると、明日午前中には到着するらしい。つまりまだ手元にはない。
ここ数日、事前準備とばかりに製品資料とにらめっこだが、どうやら今回のお題目はなかなか興味深い。というのも、昨年9月に検証したIn Winのオープンフレーム型PCケース第2弾「H-Frame」とは大きく異なり、「D-Frame」は本体を自ら組み上げなければならない、いわば「DIY」スタイルのPCケースなのだ。
「CES」で披露された「D-Frame」。エルミタでもグローバルリリースで紹介済みだが、まさか編集部に到着するとは |
過去にも「DIY」スタイルのPCケースは存在したものの、実際に組み立てるのは初めて。さらにオープンフレーム型PCケース(In Winでは「Open-Air Chassis」と名付けられている)とあって、否が応でもテンションが上がるというもの。斬新なスタイルも手伝って、今か今かと待ち遠しい。
というワケで、あと数時間でご対面と相成るが、ここは逸る気持ちを抑え、事前にスペックを確認しておこう。
In Win「DFrame」(型番:IW-CA03R レッド/型番:IW-CA03O オレンジ) 市場想定売価税込43,800円(5月20日発売) 製品情報(CFD販売株式会社)(In Win Development) |
編集部に到着する評価サンプルは「レッド/ブラック」。この他に「オレンジ/ブルー」も用意される(画像は「オレンジ/ブルー」) |
前作「H-Frame」は、アルミニウム製の板を重ね、立体を作り上げるという手法が採用されていた。しかし新作「D-Frame」では、板をアルミ製パイプに変え、高い剛性と造形美を特徴とする。確かに画像を確認すると、四角く囲われたパイプ(正確には8角形)が、フレームの役割を果たし、PCケースのスタイルに組み上げられている。さて、一体どんな設計がなされているのだろうか。