まだある「GK-601」の魅力。多重マクロ＆調和するバックライト

「CK Series」はスタンダードなメカニカルキーボードといった製品だが、「GK-601」は「GAMING Series」に属する製品らしく、よりゲーミング向けにフォーカスされている。特に最大50通りに対応するマクロ機能は設定の幅も広く、設定内容はオンボードメモリに保存できるため環境に依存することなく使用できる。

付属の設定用ソフトを使用し、10キー分の機能割当を5層のプロファイルに設定可能。割当対象はプロファイル切替えボタン以外の全キーで、設定内容はオンボードメモリに記録できる

割当機能に「マクロ」を選択した場合は、別途設定用の小窓が立ち上がる。キーのプレスやリリースも検知するほか、レイテンシの設定も可能だった

そして全キーに搭載されるバックライトLEDもなかなかにカッコイイ。高級なゲーミングモデルとしては決して珍しい機能ではないものの、ブラックの下地にイエローの光がよく映える。「Lightning」デザインとのマッチングは抜群で、暗所での視認性向上に役に立つのはもちろん、明るい場所でも常に点灯させておきたくなる。なお、LEDの輝度は4段階に調節できるほか、呼吸するようにふんわりと明滅する「ブリージングモード」も選択できる。

全キーにイエローのLEDを実装、それが実に筺体デザインと調和している。輝度は4段階に調節可能で、柔らかく明滅する「ブリージングモード」の癒し効果（？）も好印象だった

Cherry MXスイッチは設計段階からLEDの搭載を想定して製造されている。「GK-601」の場合はLEDを上側にしてマウント、文字のちょうど裏側から光が当たるように工夫されている