エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.240
2013.06.12 更新
文:GDM編集部 池西 樹
「Intel Smart Response Technology」や「Intel Rapid Start Technology」の設定、ディスクのモード切り替えなど、ストレージに関係する設定は、「EZ Setup」に統合された。手動で行う場合は、いずれも面倒な作業だが、「EZ Setup」ならクリック操作で簡単に設定が終了する。うまく活用して、快適なPC環境を構築してほしい。
チップセットのディスクモードを変更できる「Disk Mode Switch」 | 「RAIDモード」が必須の「Intel Smart Response Technology」。「EZ Setup」を使えば、OSインストール後でも簡単に設定できる |
OSの起動を高速化する「Intel Rapid Start Technology」もウィザード形式で設定可能 | スリープ状態のPCで、メールやSNSを受信できる「Intel Smart Connect」は、「EZ Smart Connect」から設定する |
OS上からRAIDドライブを制御できる「XHD」も搭載 |
「ON/OFF Chager2」を使えば、シャットダウン時でもモバイル端末の急速充電が可能。対応ポートは、メモリスロット脇の赤いUSB3.0フロントピンヘッダで、iOS端末とAndroid端末をサポートする。
モバイル端末の急速充電が可能な「ON/OFF Charge2」 |
「ON/OFF Charge2」に対応するのは、メモリスロット脇の赤いUSB3.0ピンヘッダ |
「APP Center」では、USBポートの接続を制限する「USB Blocker」が新たに追加された。「通信デバイス」「プリンタ」「ストレージ」「スマートカード」「その他」の5種類のデバイスについて、それぞれ接続の可/不可を設定できる。
USBポートの接続を制限する「USB Blocker」。Statusはクリックで変更できる |
「USB Blocker」を設定すると、即座にデバイスドライバから認識が解除され、アクセスができなくなる |
総使用時間や時間帯により、PCの使用が制限できる「Smart TimeLock」もなかなかおもしろい機能だ。なお設定にはパスワード入力が必要なため、勝手に設定を変更される心配はない。
ホームユースに最適な「Smart TimeLock」。総利用時間や時間帯を設定して、PCの使用を制限できる |
Windows上で動作するUEFI更新ツール「@BIOS」も標準装備。サーバー上にある、最新UEFIチェック機能も搭載され、わざわざWebサイトを確認する手間が省けるのは嬉しいところ。
Updateサーバーは5種類から選択可能 |
UEFIの起動画面を変更する「Face-Wizard」も実装されている |