エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.247
2013.07.15 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ベンチマークテストが終了したところで、最後に実際のゲーミングシーンにおける性能を確認していこう。テストに使用するゲームは、AMD AシリーズやRadeon HDシリーズへのバンドルキャンペーンも実施された、定番シミュレーションゲーム「シムシティ」をチョイスした。
解像度は最も標準的な1,920×1,080ドット、描画品質に関係する項目はすべて最高品質を選択 | |
住人数100,000人前後まで成長させた街データを使い、フレームレートを計測。最高品質で描画された町並みはさすがに美しい |
測定はチュートリアルからゲームを進行し、住人数100,000人前後まで都市を成長。その後「Fraps」を使い、120秒間フレームレートを計測した。なお、解像度は1,920×1080ドット、描画設定はいずれも最高品質に設定している。
シムシティ(fps) |
最大、最小フレームレートは、測定ごとのばらつきが大きいため参考程度に留めるとして、合格点の一つの指標になる“平均30fps”を超えることができたのは「GV-R779OC-2GD」のみ。実際のゲームプレイでも描画のもたつきを感じる場面は一切なく、街の規模がさらに大きくなった場合でも、高品質な描画設定を維持したままゲームを楽しむことができるだろう。「シムシティ」をフルHD解像度で、画質にもこだわるならRadeon HD 7790クラスは必須となりそうだ。