エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.254
2013.08.02 更新
文:GDM編集部 池西 樹
メモリスロットはデュアルチャネル対応のDDR3×4で、最大容量は32GB。スロットの歪みを抑える新設計のピンデザインにより、信号の“ひずみ”を効果的に低減、パフォーマンスを向上させている。
ブラックとレッドの2色に色分けされたメモリスロット。CPU側からDDR3-A1/DDR3-A2/DDR3-B1/DDR3-B2で、2枚実装の場合はA1/B1(レッド)またはA2/B2(ブラック)の組み合わせで使用する |
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×1、PCI-Express2.0(x4)×1(x16形状)、PCI-Express2.0(x1)×2、PCI×3を搭載。なお(x16)形状スロットには、通常の3倍にあたる15μm厚のゴールドメッキが施され、電気や信号の伝達を強化している。
2本のPCI-Express(x16形状)スロットを搭載した「H87 Performance」。マルチグラフィックスは2-Way AMD CrossFire Xに対応する |
SATAコネクタは、チップセット内蔵のSATA3.0(6Gbps)×6で、RAID構成にも対応する。対応レベルはRAID 0/1/5/10で、4台以上のSSDを用意すればRAID 10によるパフォーマンスと冗長性を兼ね備えたストレージ環境を構築できる。
基板右下にまとめて配置されたSATA3.0(6Gbps)ポート。コネクタは縦配置のため、奥行きの短いケースでも干渉する心配はない |
バックパネルインターフェイスは、USB3.0×4、USB2.0×4、PS/2×1、音声入出力×5、光オーディオ端子×1、ギガビットLAN×1の充実した構成。また出力インターフェイスは、DVI-D×1、D-Sub×1、HDMI×1の3系統が用意され、内蔵GPUによる4K2K高解像度出力やトリプルディスプレイに対応している。
ギガビットLANは、CPUの負荷が少なく安定性にも定評があるIntel製チップが採用されている | |
マウスのポーリングレートを変更できる“Fatal1ty Mouse Port”。ポーリングレートの設定は、付属ユーティリティ「F-Stream Tuning」から行うことができる |