エルミタ的「一点突破」 Vol.30
2013.08.11 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
冷却能力テストに向け、「NH-U14S」をマザーボードに固定してみよう。ここでは検証機材に合わせ、Intel LGA1150への搭載方法を紹介している。「NH-U14S」はリテンション設計には定評があり、組み込みは詳細なマニュアルが付属しているため、比較的ライトなユーザーでも作業に戸惑う事はないだろう。
マザーボードへの固定が終わったところで、メモリスロットのクリアランスをチェックしてみよう。CPUソケットとメモリスロットの間隔が狭いLGA115x系では大型CPUクーラーを搭載する事で、全てのソケットにメモリが挿せない事がある。そこで「NH-U14S」は、隣接するメモリスロットにはみ出さないよう、ナローデザインヒートシンクを採用。実際に確認してみたところ、ギリギリで物理的干渉が回避されており、大型ヒートスプレッダ付メモリをスロットにフル搭載させる事ができそうだ。
ヒートスプレッダ非搭載のメモリを挿してみたところ。メモリスロットのクリアランスはきちんと確保されているようだ | |
真横から見ると、最もCPUに近いメモリソケットを、冷却ファンがギリギリで回避できている事が分かる |