最終更新日 2024年11月22日 0:00
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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.269
選ばれしものが持つ“Vengeance”の称号
CORSAIRが認めたサイコム公式コラボレーションBTO「G-Master Vengeance」誕生
2013.10.11 更新
文:GDM編集部 Tawashi
BTO
サイコム
Scott氏
もちろん製品が売れるという点は重要ですが、我々にとってもう一つ重要なのが、彼らBTOメーカーからのアドバイスなのです。
編集部:
もう少し具体的にお願いします。
Scott氏
言うまでもなくBTOメーカーはPCを作る専門家集団です。彼らと普段からやり取りを続けることで、新製品の開発に直結するような様々なアドバイスを得ることができます。こちらは新製品の情報などをいち早く提供していく。それらを開発にフィードバックすることで、より市場に受け入れられやすい製品が作れるわけです。
園部氏:
そういった意見を集約して、本社に報告していくのも我々ブランチを任された人間の役目です。
編集部:
やはりCORSAIR製パーツはサイコムの顧客にも人気ですか?
山田氏:
「G-Master Vengeance」に限らず、水冷ユニットや電源ユニットにCORSAIRをカスタマイズされる方は多いですね。「HX」シリーズは息の長い人気の電源ユニットなので、他のモデルにも積極的に採用しています。
編集部:
今回、HaswellではなくIvy Bridge-Eを選択したのはなぜでしょう。
山田氏:
一番は「今が旬」だから。もちろん「G-Master Vengeance」は完全にハイエンド向けなので、NVIDIA SLIも視野に入れているという点も大きい理由です。フルレーンでSLIをするにはやはりIntel X79 Expressチップ搭載マザーボードが最適ですからね。
編集部:
マザーはASUSTeKの2モデルが選択可能です。
山田氏:
正直迷いました。コスト優先なら他にも有力なモデルはあります。ただ「G-Master Vengeance」に限ってはハイエンドゲーミングにこだわりたかったのです。
編集部:
すでに販売中の「G-Master Vengeance」ですが、購入される方のカスタマイズで傾向などありますか。
山田氏:
CPUはやはり6コアの「Core i7-4930K」に変更される方が多いです。さらにグラフィックスカードは「GeForce GTX 780」や「GeForce GTX TITAN」へ変更される傾向が強いですね。
編集部:
今回お借りした評価機にも「GeForce GTX 780」が搭載されていましたが、やはりゲーミングPCを謳う以上、もうすぐ登場の「Battlefield 4」(以下:BF4)は意識しましたか?
山田氏:
やはり「BF4」はビックタイトルですし気になります。私もゲーマーなのでβ版をプレイしましたが、かなり重いですね。推奨スペックにも記載されていますが、「GeForce GTX 780」というか、ビデオメモリ3GB以上は必須という印象です。自宅のPCは「GeForce GTX 680」のSLI構成ですが、場合によってはそれでも厳しいです。
自身もゲーマーである山田氏は、「BF4」のβ版解禁と同時にプレイ。「その日は、会社で『すいません、これも仕事です』と言ってプレイしまくりましたよ」(笑)とのこと
編集部:
開発者の1人という立場から、「G-Master Vengeance」のオススメ構成とは?
山田氏:
先ほどと重複しますが、CPUは「Core i7-4930K」、グラフィックスカードは「GeForce GTX 770」のビデオメモリ4GBモデル以上。そしてここでこだわりたいのが、オプションにCreative「Sound Blaster」をチョイスしたい。実は「ファイナルファンタジーXIV」“新生エオルゼア”の発売以降BTOの販売が非常に好調ですが、サウンドカードをオプションで選択する人が多いんですよ。
編集部:
最後に「G-Master Vengeance」のターゲットとしているユーザーとは?
山田氏:
エンスージアストです。PCのことを非常によく分かっている彼らにも「G-Master Vengeance」は満足頂けると思います。そして購入後の拡張は自由にお任せします。デフォルトの状態でも十分ハイエンドなPCですが、さらにカスタマイズを楽しんでいただければと思います。
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