エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.269
2013.10.11 更新
文:GDM編集部 Tawashi
次に搭載されている各パーツと特徴を解説していく。公認コラボレーションモデルの承認を受けたBTOだけあって、水冷ユニット、電源ユニット、メモリに至るまでCORSAIR製品が採用されている。なお今回編集部に届けられた評価機は、CPUが「Core i7-4930K」に、グラフィックスカードが「GeForce GTX 780」にそれぞれカスタマイズされていた。
アクリルウィンドウで内部が丸見えになる、左側の「マザーボード・ストレージエリア」 | |
マザーボードトレイ裏面にあたる、右側の「電源ユニット・ストレージエリア」 |
「G-Master Vengeance」に標準搭載されるCPUは、「Core i7-4820K」(4コア/8スレッド/3.7GHz/L3 10MB)だ。またカスタマイズにより上位の「Core i7-4930K」(6コア/12スレッド/3.4GHz/L3 12MB)や「Core i7-4960X EE」(6コア/12スレッド/3.6GHz/L3 15MB)も選択できる。いずれもTDP130WのハイエンドCPUだが、これらをしっかりと冷却してくれるのが、CORSAIRのお家芸ともいえる水冷ユニットの240mmサイズラジエターモデル「H100i」だ。
標準搭載の水冷ユニット「H100i」。カスタマイズメニューから「H60」へダウングレードすることも可能 |
搭載ファンは120mm口径(2,700rpm±10%、風量77CFM、静圧4mm-H2O、騒音値37.68dBA)のデュアル仕様。またベースプレートは、優れた熱伝導効率を誇る銅製で、CPUの熱を効果的にクーラント液に伝え、高い冷却性能を実現している。さらにポンプヘッドには256段階の色調変更が可能なフルカラーLEDを内蔵し、サイドアクリルウィンドウを通して色の変化を楽しむ等のギミックも備えている。
従来モデルから改良が加えられた最新モデル「H100i」が標準搭載される |