エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.272
2013.10.24 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
まずベンチマークテストの第一弾は、3Dベンチマークソフトの大定番「3DMark」から。計測環境には、DirectX 11をフル活用した「Fire Strike」と、最高レベルの高負荷環境を想定した「Fire Strike」の“Extreme”プリセットをチョイスした。
Fire Strike | |
Fire Strike“Extreme” |
さすがはGTX 780最高峰モデルとあって、見事なスコアを叩きだしている。さらに注目したいのが“OCバージョン”とのスコア差で、「Fire Strike」で8~10%、“Extreme”プリセットで最大11%と、チューニングの効果は抜群に現れている。元来高いパフォーマンスをさらに高めてくれるだけの余裕は十分、付き合い方次第で一段上の活躍が期待できるだろう。
引き続いてDirectX 11対応の3Dベンチマークソフト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」によるパフォーマンスチェックを行っていく。テッセレーションを駆使した最新の3D環境における挙動をチェックしていこう。なお、プリセット設定は“Basic”に加え、より高負荷な“Extreme”を選択した。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Basic” | |
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0“Extreme” |
どちらのプリセット設定においても、Average FPSが快適さの指標として挙げられる60FPSを軽々とクリアしているのはさすが。スコア自体に問題はなく、むしろ「3DMark」以上にオーバークロックの効果が大きい。特に高負荷な“Extreme”ではMin FPSで18%以上のスコア差をつけるなど、よりスコアが下がりにくくなっているという印象だ。オーバークロックを試してみる意義はもちろん、クロックの高いカスタムモデルをチョイスするメリットは大きい。