ハイエンドらしい充実したチューニング機能

「GA-Z87X-UD5 TH」には、「電源」「リセット」「CMOSクリア」の3つの機能を備えた「クイックボタン」を始め、UEFI ROMを切り替える「BIOSスイッチ」、コア電圧やメモリ電圧をテスタで測定できる「電圧測定ポイント」など、充実したチューニング機能が用意されている。

基板右上にまとめて配置されたオーバークロック機能。「BIOSスイッチ」は、左側のスイッチで起動ROM（メイン：1/バックアップ：2）を、右側のスイッチでBIOSモード（Dual BIOSモード：1/Single BIOSモード：2）を選択する
拡張スロット部に配置された2基のBIOS ROM。起動ROMは、脇に配置されたLEDで確認できる	POST状態を確認できる「Debug LED」。エラーコードは、マニュアルのChapter 6-3で確認できる

デュアルThunderboltや無線LAN、USB3.0など最新インターフェイス満載のバックパネル

バックパネルインターフェイスは、USB3.0×6、Thunderbolt×2、ギガビットLAN×1、音声入出力×5、光オーディオ端子×1、HDMI×1、DVI-D×1、PS/2×1を搭載。さらにIEEE 802.11ac+Bluetooth 4.0コンボモジュール用のアンテナ端子も用意される。

デュアルThunderboltと6ポートのUSB3.0で、屈指のストレージ搭載能力を実現
miniPCI-Expressに装着されたIEEE 802.11ac+Bluetooth 4.0コンボモジュール用のアンテナ端子も2系統備える

コネクタやピンヘッダ類をチェック

続いて、各種コネクタやピンヘッダ類をチェックしていこう。

電源コネクタはATX 24pin+CPU 8pinの標準的な構成
基板下側にまとめられたピンヘッダ類。USB2.0は計6ポート分、USB3.0も計4ポート分用意され、不足を感じることはないだろう
USB3.0ピンヘッダは、フロントパネルに近いATX 24pin脇にも配置されている	水冷クーラーやデュアルファンCPUクーラーに対応するため、2口用意されたCPUファンコネクタ。またオプションファンコネクタは4pin×5口用意される