エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.278
2013.11.11 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ここからはゲームベンチマークを使い、実際のゲームシーンにおける挙動をチェックしていく。まずは11月7日発売予定の最新FPSゲーム「バトルフィールド4ベータ版」から。測定には「Fraps」を使い、品質設定をUltraにして「Siege of Shanghai」マップを無作為に2分間移動し、フレームレートの最低値と最高値を計測している。
バトルフィールド4ベータ版(fps) |
「NVIDIA GeForce GTX 660またはRadeon HD 7870」以上のGPUと、3GB以上のVRAMが推奨される重量級ゲームだが、高画質設定でも60fpsを割り込むことはなく、マルチプレイ環境でもまったく動作に不安はない。「バトルフィールド4」に合わせて、PCの買い替えや組み替えを考えているなら、「PASSANT i7AZ8N78-X」の購入を検討してみてほしい。
続いてDirectX 11対応タイトルより、「ロストプラネット2」ベンチマークテストをチョイス。品質設定は「アンチエイリアス」を“CSAA32X”、それ以外はすべて“HIGH”にセットし、最大負荷をかけて計測を行った。なお、解像度設定は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを選択している。
ロストプラネット2ベンチマーク(fps) |
最高品質の描画設定にも関わらず、1,920×1,080ドットで100fpsに迫るスコアを計測しているのはさすがといったところ。一方、1,280×720ドットでは、CPUがボトルネックとなりスコアが頭打ち。これ以上のCPU性能を定格で求めるのは難しいことから、グラフィックス性能を限界までに引き出すには、最低でもフルHDクラスのディスプレイを用意する必要がある。
最後は人気オンラインRPG「ファイナルファンタジーXIV」2期目タイトル“新生エオルゼア”ベンチマークテストで締めくくろう。品質設定のプリセットは“最高品質”にセット、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2パターンを選択して計測を行っている。
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編 |
これまでの「ファイナルファンタジーXIV」ベンチマークは、マルチグラフィックス非対応のため、SLIの恩恵を受けることができなかった。しかし、最新バージョンの「キャラクター編」では、SLIが有効となり大幅にパフォーマンスが向上。いずれの解像度でも“非常に快適”な動作が保証され、最高品質でゲームを楽しむことができる。