エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.286
2013.12.12 更新
文:GDM編集部 池西 樹
メモリスロットは、デュアルチャンネル対応の4スロット構成で、最大容量は32GB。動作クロックはDDR3 3,050MHz(OC)までサポートされ、現在市場に出回っているメモリは、ほぼすべて動作させることができる。
ブラックとレッドの2色に色分けされたメモリスロット。CPU側からDDR3-A1/DDR3-A2/DDR3-B1/DDR3-B2の並びで、2枚実装の場合はA1/B1(レッド)またはA2/B2(ブラック)でデュアルチャネル動作が可能 | |
DDR3 3000/3050MHz動作には、専用プロファイルが用意されていた |
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16形状)×3、PCI-Express2.0(x1)×4の計7本。そのうちPCI-Express3.0(x16形状)スロットには、電気や信号の伝達を強化するため、15μm厚のゴールドコーティング端子が採用されている。
SATAポートは、チップセット直結のSATA3.0(6Gbps)×6。RAIDレベルは0/1/5/10に対応し、4台以上のSATA3.0(6Gbps)SSDを用意すれば、パフォーマンスと冗長性を兼ね備えたRAID 10環境を構築できる。
基板右下にまとめて配置されたSATA3.0(6Gbps)ポート。コネクタは横配置のため、ロンググラフィックスカード搭載時でも、すべてのポートを活用できる |
サウンド回路は、SN比115dBのRealtek製ローノイズDAC「ALC1150」とTexas Instruments製高精度オペアンプ「NE5532」×2で構成される「Purity Sound」を搭載。基板ノイズの影響を抑えるため、メイン基板からは独立した構成で、ノイズや歪みの少ない高音質サウンドを提供する。
バックパネルインターフェイスは、USB3.0×4、USB2.0×4、PS/2×1、音声入出力×5、光オーディオ端子×1、ギガビットLAN×1を搭載。出力インターフェイスは、DVI-D×1、D-Sub×1、HDMI×1の3系統で、HDMI-Inも用意されるなど充実した構成だ。オンボードグラフィックによる3画面出力もサポートされ、ライトなオンラインゲームならグラフィックスカードを搭載しなくても楽しむことができる。
ハイエンドにも匹敵する、充実したバックパネルインターフェイス。とりわけUSBポートが計8口と豊富に用意されているのは嬉しいところ | |
ギガビット有線LANはQualcomm Atheros「Killer E2200」を搭載 | |
マウスのポーリングレートを変更できる「Fatal1ty Mouse Port」(左の最上段USBポート)やHDMI入力用ポート「HDMI-In」(右側HDMIポート)も用意される |