プロ以外はアンタッチャブル。至難のカスタマイズ風景をみる

果たして難解極まる内部構造を前に、詳細な分解は断念に追い込まれてしまった。しかしながら、そこは餅は餅屋へ。実のところ「GS70 Stealth」は単なるツルシ販売にとどまらず、ショップごとに異なるモデルやカスタマイズオプションが用意されている。そこで販売店の1つであるパソコンショップアークにご協力いただき、その難解なカスタマイズ風景を見学させてもらうことにした。

多数のネジも何のその。さすが普段からカスタマイズを受注しているだけに、手際よく開封してしまう。今回はパソコンショップアークのスタッフにご協力いただいた
ケーブルを抜きつつ、テーピングの裏などに巧みに隠されたネジを次々と外していく。初見でうまく分解するのはまず無理だろう	すっかりむき出しになったマザーボード。メモリもこちら側に実装されているため、いざ交換しようと思ったら相当な苦労を味わうことになる
CPUとGPUを冷却する分離構造の冷却機構を裏側から。平たい2本の極太ヒートパイプを利用してコアから効率よく熱を吸い上げている
	中央に実装されていたのは、メインチップの「Intel HM87 Express」だ
標準ではElixir製メモリが装着されていた。容量は最大で16GBなものの、高クロックモデルへの換装希望も多いという
	SSDだけでは心もとない、という人は大容量HDDの増設がオススメ。中にはさらにSSDを実装する、フルSSD仕様のオーダーも珍しくないとか

カスタマイズならショップへオーダー。ベースに最適な格安モデルも

ちなみに前述の通り、「GS70 Stealth」はショップごとにメモリやストレージのカスタマイズオーダーにも対応している。搭載OSをWindows 7に変更したモデルもラインナップされている場合もあり、注文の際は好みに合わせた構成を吟味したい。

2OD-244JP 基本構成売価税込169,800円 製品情報（パソコンショップアーク）

なお、パソコンショップアークでは、従来モデルの仕様「16GBメモリ/SSD×2」から「8GBメモリ/1TB HDD」へと構成を変更した廉価モデル「2OD-244JP」を販売中。通常モデルより手が伸ばしやすくなったほか、「カスタマイズのベースモデルとしても最適」（ショップ）というメリットもある。特に高クロックメモリへ換装したり、自分の好きなmSATA SSDをチョイスしたいという人にはオススメなモデルだ。