エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.291
2013.12.29 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
続いても人気のオンラインタイトルより、「ドラゴンクエストX」のベンチマークテストを試してみることに。追加パッケージが発売されたこともあり、これから新規プレイをと考えている人も多いだろう。なお、計測にあたってはグラフィック設定を“最高品質”にセットした上で、1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの解像度を選択している。ソフトの仕様上、こちらの解像度は2パターンのみだ。
ドラゴンクエストXベンチマーク |
さて、結果は1,280×720ドットで「とても快適」、1,920×1,080ドットで「普通」となった。フルHD解像度でプレイしても問題なさそうなものの、もしプレイ中に気になるシーンがあれば、グラフィック設定を一段階落としてみる必要があるかもしれない。
さて、次もプレイ人口の多いオンラインゲームから、MMORPG「ファンタシースターオンライン2」のベンチマークテスト“ver.2.0”をチョイスする。品質設定はプリセットの「簡易描画設定」を最大の“5”にセットし、1,280×720ドットと1,600×900ドット、1,920×1,080ドットの3パターンで計測を行った。
ファンタシースターオンライン2ベンチマークver.2.0 |
1,280×720ドットと1,600×900ドットではともに「標準的な動作」が見込める2,000を上回り、プレイに問題はなさそうだ。ただしフル解像度時で動作が重くなるような場合は、ある程度簡易描画設定を調整すれば解決するだろう。
ここからは実際のプレイシーンを想定したベンチマークとして、人気シミュレーションの「シムシティ」をプレイ。その状態を「Fraps 3.5.99」を使用したフレームレート計測でチェックしてみよう。なお、品質設定は“ライティング”や“テクスチャー”、“影”などの基本設定をすべて最高レベルにセット、最も重い負荷がかかるように設定し、チュートリアルにあたる「入門ガイド」を3分間操作した。解像度は同じく1,280×720ドットと1,600×900ドット、1,920×1,080ドットの3パターンを選択している。
シムシティ(平均FPS計測) |
最大・最小FPSは測定によってバラつきがあるため、計測にあたっては平均FPSを比較した。一般に快適度の指標として挙げられるのは30FPS、1,280×720ドットと1,600×900ドットであれば満足にプレイできるのは間違いなさそうだ。また、フルHD解像度では22FPSだったものの、プレイ中に動作が気になるシーンも特になし。画質の調整が必要になるのは、街の規模次第といえるかもしれない。