エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.300
2014.02.03 更新
文:GDM編集部 池西 樹
整然と配置された美しい内部構造と高品質コンポーネントを堪能したところで、ここからは「EPM1350EWT」を実際に動作させ、その安定性を検証していこう。テスト環境には、コンシューマ向けCPUでは史上最高となるTDP220WのAMD FX-9370と、新型Radeonの上位モデルRadeon R9 290を揃え、シングルグラフィックスでは最高クラスの高負荷環境を用意した。なお詳細なテスト機材構成は以下の通り。
まずは初めは定番ストレステスト「OCCT 4.4.0:PowerSupplyTest」から検証を進めていく。こちらはCPUとGPUの両方に高負荷をかけることができるため、システムフルロード時の挙動を確認することができる。
OCCT 4.4.0:PowerSupplyTestによる電圧の変化 | |
OCCT 4.4.0:PowerSupplyTestによる各電圧の最大/最小/平均値 | |
OCCT 4.4.0:PowerSupplyTest実行時の消費電力推移(W) |
消費電力は最大577.7W、平均でも520W前後まで上がる負荷の高いテストだが、+12Vは最低11.952V、平均12.106Vまでしか下がらず優秀な結果。+5Vや+3.3Vも既定電力を下回ることはなく、グラフもほぼフラットで高負荷時でも出力が安定していることがわかる。