1カ月に平均約40もの新製品を発売

店内には1,000種を超える多彩なアイテムがギッシリ。ガジェット好きには特に堪らない。見ているだけで時間を忘れてしまう面白空間になっている

• 編集部：
  ほぼ毎日いろいろなアイテムがリリースされていますが、1カ月に平均して、どれくらいの新製品が発売されているのでしょうか。
• 進氏：
  だいたい40製品くらいでしょうか。
• 編集部：
  すごい数ですね。一体どのような仕組みになっているのでしょう。
• 進氏：
  基本的には中国で販売されている製品を、取引業者からさまざまなルートを使って仕入れています。
• 編集部：
  そこまで多くの製品をリリースする一番の理由はなんですか？
• 進氏：
  やはり、お客様に喜んでいただきたいからです。「今日は何が発売されるだろう」と、毎日ウェブサイトをチェックしていただければ嬉しいですね。中には、「本当にこれは必要なモノなのか」と思うものもありますが、そんな商品を眺めながら、楽しんでいただければ最高です。
• 編集部：
  それでも、1カ月に40製品を発売するのは大変です。
• 進氏：
  我々はメーカーではなく、あくまで販売店寄りの立場です。メーカーであれば、少ないリリース製品の中からヒットを出さなくてはならないですよね。野球でいえば打率重視。我々はなるべく面白そうな製品を、とにかく数多く発売するというスタンスです。打率重視ではなく、出塁率重視とでもいいましょうか。
• 編集部：
  そこまで多くの商品を探すのは大変ですね。やはりメインは中国市場ですか。
• 進氏：
  ほとんどは中国市場です。年間に何度か買い付けに行きますが、最近は中国だけでなく、韓国などの商品も仕入れることがあります。
• 編集部：
  やっぱりそこは中国中心、アジアなのですね。アメリカやヨーロッパはあまり関係ないというか。
• 進氏：
  名前が「上海問屋」ですので、ある程度はこだわっています。ただ、やっぱり中国は面白くて変なものが多いんですよ（笑）
• 編集部：
  海外へ行かれた時は、どのように過ごされているのですか。
• 進氏：
  展示会に行ったり、パソコンパーツやガジェット系のアイテムを販売しているショップ巡りをしながら、面白そうな商品を探していますね。