エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.313
2014.03.31 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
そして次にテストするのは、いち早くMantle対応の名乗りを挙げたキラータイトルの「バトルフィールド4」だ。解像度は1,920×1,080ドットのフルHDにセット。ゲーム内の画質設定から“高”と“最高”を選択し、「CAMPAIGN:BAKU」のスタートからセーフハウスに到達するまでのフレームレートをコマンドを使用して計測した。なお、DirectXとMantle両方のAPI環境に切り替えてテストし、その伸びしろも一緒に確かめてみよう。
バトルフィールド4:画質設定“高”(FPS) | |
バトルフィールド4:画質設定“最高”(FPS) |
フルHD解像度の“最高”環境でも60FPSを軽々と上回り、バトルフィールド4の快適プレイは疑いない。DirectXとMantleの比較でも最大8%動作が改善しており、改めてMantleに対応するR9 290Xのメリットが浮き彫りになった。
さらに「R9 290X TRI-X OC」は、リファレンス比でDirectX動作時に最大10%、Mantle動作時に最大12%パフォーマンスを上げており、オーバークロックの効果が極めて大きいことも見て取れる。
こちらも定番のゲームベンチより、カプコンの人気ホラーアクション「バイオハザード6」の動作テストを実行。品質設定は“最高品質”に設定し、解像度は1,280×720ドットと1,920×1,080ドットの2種類を選択している。
バイオハザード6ベンチマーク |
低解像度では4%前後のスコア差なものの、高解像度環境では6%以上に性能差が拡大、これまでと同様の結果が見られた。フルHD以上のプレイ環境を想定している場合は、メーカーカスタムのオーバークロックモデルを是非とも選択肢に入れたいところだ。